本編スタート

  この研究はまず、歴史の円環的変化に気付いたことから始まった。「なぜ同じパターンで変わるのか?」「なぜ長期政権は(2020年現在もそうだが)政治家が小粒化して退廃するのか?」そして、「(新しい長期政権に)繰り返し刷新されるのか?」現代が良くなるために本当は何が必要か? 

 円環的変化には時計の時刻のように決まった段階がある。長期政権を始める人物が現れる0時、次の制度の考え方と出会う1時、関ケ原の合戦のような短期政権に勝利する2時、新体制のもと新制度を敷く3時…というように。

 この推移をもっと人間学的に調べる際に、改めて「状態」という言葉を単位に置き、状態の段階的な流れ、過程ともいうが、過程を進ませるものを「機能」とした。幾つあるか調べたら7つの機能で収まった。この7機能は記憶していく過程にも自分を飾っていく過程にも両方に関わる。そして最後に分かったことは、人間の状態も歴史と同様、円環を成すことだった。(状態の7段階モデル)

 人間の状態の7段階モデルをそのまま歴史の循環には当てはめられないものの(後に歴史との関係が分かる)、状態の秘密を更に詳しく調べるため、下記の3編のように進めた。

・状態の7段階モデル(前編)

・哲学史や社会科学の全容解明(中編)

・循環型社会や宗教など(後編)

その他:神話や八卦など