「AIの時代」に進むか?

囲碁界では、人工知能と見られる謎の棋士が幾つかネット上に出現し、プロ棋士を次々と撃破している話題で持ち切りだ。

門外漢の間では謎の棋士の正体を一昔前の漫画「ヒカルの碁」を思い出して、伝説の棋士藤原左為の亡霊だという声が大きいが、現実的に考えて過去の棋譜を集計してつくりあげた高性能の人工知能であることに間違いない。

より高次の勝負を求める方向性がこのような現象をつくっているのだろう。ならば、

他の分野にも応用できるのではないだろうか?

例えば過去の政治的判断を集計してベストな政治的回答を下す人工知能。

同じく経済や環境の分野、教育についても。

もちろん人間が自ら考えて判断し動くことは尊い。しかし、現状を見る限り多くの人はあまり考えず前例を踏襲しがちだ。

不登校問題をとってもベテランの教師は仕方ないで済まし、逆に新米教師の方が最善な取り組みを行う例を見たりする。後者の判断はおそらく人工知能が下す回答に近いと思う。

最後に哲学思想の分野についてだが、ツインサイバーシステムの本編も、実は人工知能が哲学者や思想家の説を集計していくことを想定して進めたものである。囲碁と同様に、より高次のものを目指せばそうなる。

その結論は決して甘く低次元なものではなく、美しい規則性と厳しさに満ちている。

新自由主義の思想的欠点

1月20日に就任するトランプ次期大統領と新自由主義との関係が不明瞭と言われている。

新自由主義に否定的な立ち位置に立つ識者の多くは、トランプが庶民の味方になることを願っているが、よく知られている通り彼自身がセレブであり国際金融とも多国籍企業とも決して疎遠ではない。

何より、新自由主義を排して他にどんな主義を採用するというのか? このセリフは竹中平蔵をはじめ多くの新自由主義者が時々偉そうに吐いている。何も無いではないかと。

彼らが妙に?自信を持つ理由は、18世紀イギリスの哲学者ヒュームの「観念連合哲学」まで遡る。当時ヒュームは「原因と結果との連合は絶対ではない」と看破した。そこから多くの伝統が崩れた。迷信や伝統や宗教や非科学の一切は排され、実験科学で因果を確固とすることが重んじられ、議会政治での議論や市場経済の競争によって観念連合が練られることが進められた。

それは良いことだが、新自由主義者は更に、国家の介入そのものが何でも市場競争を妨害すると考え、国境なき世界(New World Order)なるものを夢想した。経済学者の中に時折り似合わない長髪の人がいるのはその象徴である。

しかし、国家がなくても良いと言えるほど万能で若い人なんているのか??  多くの人は当たり前なことだが生活に必要とする。

したがって新自由主義は暴論と言える。

多国籍企業や国際金融が海を越えて拡大するにあたり各国固有の文化や制度が邪魔だから新自由主義という思想めいたものを謳ったという面が真相であり、その具体例がTPPだったりするなのだが、多くの人が指摘する通り、各国固有の文化や制度や伝統も防犯や防災や衣食住全般にわたる必要性や歴史があって存在している。

そもそもヒューム自体、

中世が大多数の人間に合わない社会だったからこそ、人間に合う社会を構想して哲学者となった訳で、大多数の人間に合わない社会を敷く新自由主義者はヒューム的とは絶対に言えない。

ツインサイバーシステムは、本論を読めば分かる通りヒュームが非常に重要なところにあり、その上で衣食住全般に渡る人間に合う社会を構想している。アンチ新自由主義の急先鋒である。

キーワードは“双制御”

明けましておめでとうございます。

1回目の投稿は2017年1月1日。

最近の傾向として「やっぱりこうなった」「やっぱりあーなった」という例をよく見掛けますが、それをただ傍観しているだけでは「やっぱり」な事例が増えるだけです。

起こり得る「やっぱり」に対して前もって手を打つ。それも誰かやどこかと連携して手を打てばより効果的でしょう。そのキーワードこそ表題の通り「双制御」であり、バックボーンとなる考え方が、

ツインサイバーシステムです。